事業譲渡や住宅売却などに伴い太陽光発電設備など「国へ登録が必要な資産」や「所有名義が明示される資産」は、名義変更が必要になります。これを怠ると、法的な所有権が不明確になり、後々の売却・処分・保険・税務上で支障が生じます。
せっかく中古で太陽光付きの住宅を購入したけど、名義変更手続きがされておらず、売電名義がそのまま旧所有者のまま放置されたケースが多くみられるようになっています。名義変更の手続きについては書類が準備された状態でも約2ヶ月から4ヶ月かかります。
太陽光付きの中古住宅の販売に慣れていない不動産事業者が多く存在しております。 FIT期限前であれば、決められた買取価格で売電をするため、電力会社での手続きの他に国へも事業者名の変更を届け出る必要があります。
特にメンテナンスフリーでより多く販売された10kW未満のFIT中の太陽光設備の名義変更であっても、必要書類の準備から電力会社への通知、手続きの実施までを必要とします。手続きには複雑なケースもあることから、専門家(行政書士)へ委任すると安心です。