こんにちは、特定行政書士事務所で入国管理局の取次している布川です。
今日は、最近担当させていただいた「特定技能2号」のオンライン申請について、実際の経験をもとに感じたことや気づきを綴ってみたいと思います。
申請会社のご担当者様が非常に協力的だったこともあり、スムーズにオンライン申請を完了できた実例です。
はじめに:特定技能2号申請の背景
今回ご依頼いただいたのは、すでに特定技能1号で活躍している外国人材の方が、さらなるキャリアアップを目指し特定技能2号への移行を希望されたケースです。特定技能2号は、より高度な技能や長期の在留が認められる在留資格ですが、申請のハードルや必要書類も多く、会社と行政書士の連携が重要になる手続きです。
協力的な申請会社がもたらした効果
実際の申請では、会社担当者のご協力が円滑な手続きの鍵となりました。
今回の会社様は、
· 会社資料が整っているようで準備が早くてスムーズに申請書類作成ができた
· そして必要書類の修正の依頼に対して迅速に対応
· 内容的に申請人の就労状況や在籍証明、賃金台帳など、社内のデータを正確にご提供
と、まさに「3者(会社・本人・行政書士)申請チーム」として申請を進めることができました。
オンライン申請ならではのポイントと工夫
従来の紙申請と異なり、オンライン申請には独特の手順や注意点があります。
今回意識したポイントは以下の通りです。
事前の情報共有と打ち合わせ
申請人と早めに申請のためにミーティングを設定し、必要事項や流れを整理。
質問事項や提出物をリストアップして共有して所属会社と詳細を打合せしました。
電子データの整備
必要書類をPDF化し、ファイル名や内容が分かりやすいように整理。
特に、外国人材の技能評価試験合格証明や職歴証明書など、細かい部分にも気を配りました。
今後の展望
今回の申請を通じて、「会社の協力体制×行政書士の専門知識×IT活用」の三位一体が、特定技能申請の成否を左右することを改めて実感しました。
今後も、企業様としっかり連携し、外国人材の活躍を支援するための最適なサポートを提供していきたいと思います。
特定技能2号やオンライン申請についてご不明な点がありましたら、ぜひお気軽にご相談ください。
最後までお読みいただきありがとうございました。