このたび、当事務所がサポートした在留資格(VISA)申請案件において、入国管理局より申請内容の一部について修正指示がありました。今回はその対応の流れと、電子申請の利点についてご紹介いたします。
■ 入国管理局からの修正指示内容
申請内容の一部について、提出済みの会社関係書類の修正および再提出が必要との指示がありました。
再提出方法は「オンライン添付」または「郵送」ですが、当事務所では、入管の電子申請システムを日常的に活用しているため、指示内容を即時に確認し、速やかに対応を進めました。
■ 電子申請での対応ポイント(要注意点)
今回はオンライン添付で対応しましたが、実務上、注意すべきポイントが2点あります:
- 添付書類欄が「追完待ち」状態であることの確認
修正書類をオンライン添付するためには、入管側が申請を「追完待ち」状態にしておく必要があります。ただし、この状態がシステム上に反映されるまでにタイムラグがあるため、少し待つ必要があります(今回はおおよそ1時間程度でした)。 - 添付は一度に1ファイルまで
電子申請システムでは、1回の操作で添付できるのは1ファイルのみです。複数ファイルを個別に送信すると、その都度「追完待ち」状態に戻してもらう必要があるため、事前にPDFなどに統合しておくとスムーズです。
これらの点に留意しながら、オンラインでの添付作業を完了させ、結果として、窓口への再訪や郵送対応による時間的ロスを回避し、指示を受けた当日中にすべての修正対応を完了することができました。
■ 電子申請のメリット
- 迅速な対応が可能
修正指示から提出までのタイムラグを大幅に短縮でき、審査遅延のリスクを最小限に抑えられます。 - ペーパーレスで効率的
書類の印刷や郵送が不要となり、事務処理の負担が軽減されます。 - 進捗管理が容易
申請状況や修正履歴をシステム上で一元管理できるため、ミスや見落としの防止にもつながります。
■ 安心・迅速なサポートを今後も
当事務所では、今後も電子申請の利点を活かし、在留資格申請における迅速かつ的確な対応を心がけてまいります。
VISA申請に関するご相談や、電子申請によるサポートをご希望の方は、どうぞお気軽にお問い合わせください。